シークレットセミナー「生殖医療・不妊治療」

今月のシークレットセミナーのテーマは「生殖医療・不妊治療」

命のはじまりに関わる助産師は、出産とか性とか人のプライベートなシーンに関わる仕事をさせていただいています。今日のテーマは、本当に人によって考え方や価値観はそれぞれだと思うしきっと正解なんてないですよね。

だからこそ自分の中の哲学を持つことも、他の人の考えや経験を聞き、お互いにシェアすることも大事。

それをすることで、自分の中にある枠を外す、広い視野で見ることができるようになると思っています。前半は助産師同士がテーマについて語り合う「じょさんしの寺子屋」からのスタートしました!

グループごとに活発に意見を出し合い、時間が足りないくらいとっても盛り上がりました。

後半の1時間は辺見先生の講義。今回の講義のキーワードは「年齢」「妊孕性」「体外受精」だったように思います。

日本は不妊治療大国。実は日本は体外受精の件数が23万件ちかくあり、世界でダントツの1位、アメリカの1.6倍なんだそうです(これ、人口比率で出してるのではなく純粋に件数です)

こんな小さな島国でこんなにたくさんの体外受精が行われ、その治療によってどのくらいの子どもがうまれているかというと、24人に1人が体外受精でうまれているそうです。ただこれはアメリカの半分にも満たない数なんだそうです。 妊娠率はとても悪く、違う言い方をすると成功率の低い体外受精が多く行われいるといえるそうです。

なぜか?この理由は簡単で、年齢や妊孕性、治療の開始が遅いことがあげられるそうです。

どんどん進歩する生殖医療。それを止めることはできません。子宮移植で、すでに11人の赤ちゃんが誕生しているそうです。もっと進歩すれば人工子宮やIPS Babyも?!実現するのかもしれません。

10年後、20年後はどんな世界になっているんだろう。きっと生殖医療に伴う「倫理道徳」的な問題はますます難しくなっていくのだろう。

そこに答えはなくて、一人一人の価値観が違うから、きっと正解も不正解もないんです。

助産師として生理的・本能的な命の営みである妊娠、出産を守り増やすことは大切な仕事だと思います。そのためには将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合う「プレコンセプションケア」が必要です。

女性やカップルがより健康になること、元気な赤ちゃんを授かるチャンスを増やすこと、女性や将来の家族がより健康で幸せな生活を遅れることを目指すこと。結婚するのかしないのか?子どもを持つのか持たないのか?自分が幸せに生きるために自らが選択できること。

「自分らしく生きる」ために、「自分がどう生きるのか?」を考える文化も環境も機会も今まではなかったと思うんです。でもこれってとっても必要なことで、これからの子どもたちにはぜひそんな機会を作っていくべきだと思うんです。

個人の選択ではない理由で、子どもが産めないとか子どもを育てられないという社会にはしたくないし、防ぐことができた疾患や卵子の老化や治療のタイミングを「ただ知らなかった・・・」という理由だけで、不妊治療をせざるをえなかった人を減らしたいと思いました。

きっとそこは「性教育」というテーマにもつながっていて、「助産師」というライセンスを持っている私たちだからこそできることなんだ思うんです。

それと同時に、性の多様化、養子縁組、精子バンクや卵子提供、代理母など、生殖医療の進歩に伴い家族のカタチも多様化していきます。そこに助産師としてどう関わるのか?どう寄り添うのか?

子を持つ、持たない、血のつながりがある、ないだけではない新しい家族のカタチなど、様々な選択が可能な社会になればいいし、多様性を受け入れて自分のジャッジではなくその人が決めた選択を応援できる人でありたいと思いました。

今回は「じょさんしの寺子屋」でみんなとたくさん話し、セミナー終了後の交流会でお弁当食べながら楽しく交流を深め、とっても充実した1日でした!^^

共に学び、成長できる仲間っていいですね♡

来月のシークレットセミナーも楽しみです!!

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