
先日、「離乳食サーカス」というイベントに、キャストとして参加させていただきました!
このイベントは、社会問題となっている「産後クライシス」の解消をテーマにした、体験型イベントです。
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夫婦から、子どもが生まれてパパとママになった二人の間には大きな変化があります。
女性って子どもができてママになると、ママと子どもの間には、パパには入り込めないような強いつながりができます。
ママは育児にいっぱいいっぱいになるし、なかなかパパのことはかまっていられません。そんなパパはちょっと寂しい思いをするんです。
子どもが1歳になる時、ママもママとして1歳に成長しているけど、その時パパはパパとして何歳になっているでしょうか?^^
0.28歳です!笑(仕事が週1日お休みでその日はパパをすると仮定して計算しています)
ようやく首がすわるかなあ〜くらい!笑
子どもとママの成長と比べて、大きな差が生まれてしまいます。
そんなパパとママ、知らず知らずのうちに二人の距離が広がってしまうっていうことは産後よくあることです。
日本の離婚夫婦の約30%以上が子どもが0~2歳の時に離婚してしまうのだそうです。
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そんな産後、楽しく家族で学んで家族がもっと仲良くなれたらいい!パパもママももっと気がラクになってくれたら!という想いで開催されました。
ちょうど離乳食期のお子さんがいらっしゃるご家族を対象に、キャストである私たちが、6つのテーマでお話していきます。
6つのテーマ☆
産後のママの想いとパパの想いにはズレがあるよー!パパ、こんなことに気をつけて!というお話があり、ママたちは(私も)首がもげるくらいうなずいていました!笑
そしてパパが10倍粥を作る体験をし、さらにそのお粥をちょっとアレンジして、大人用の超美味しいご馳走中華粥にして試食もしました。

他には、子どもたちからのボディランゲージ、表情をよみとってみようというお話や、離乳食に使う食器選びのお話。
子どもが親を育ててくれている、家族みんなで成長していこうというお話があったり、どのテーマも、なるほど!と学びの多い充実した時間でした。
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今回、私がお話させていただいたのは「ママのじかん ママはいい意味で手を抜こう!」というテーマで、手を抜く方法を考えるのではなく、手を抜けるような良好なパートナーシップを築くことが必要ですよ!というパートナーシップのお話です。

なかなか人に甘えることができない…しんどいっていうことをパパにも伝えることができず、めいっぱい頑張って必死に取り繕ってしまう…
だからパパもそんなママに気づかない、もしくは気づいていたとしてもパパ自身も仕事などのストレスでしんどくて気づかないふりをするか、ママに甘えてしまっている。そんなケースは多いんです。
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ママがどれだけ頑張っているか、その大変さはママにしか分からないように、パパの大変さはパパにしか分からない。
そして相手を変えることはできませんが、自分が変わることはできます。
夫婦に限らず、人はみんなそうなのかもしれませんね。
だからこそ、まず自分から(←ポイントはココっ!!)相手に歩み寄って、相手を思いやる、感謝する。「相手の方が自分よりしんどい、頑張ってくれている」というふうに思ってみる。
自然と感謝する気持ちもわいてきます。二人の間に「ありがとう」が増えていきます。すると相手には貢献感が生まれます。そこから関係が変わっていくことってよくあります。
ポイントは、相手が変わるのを待つんじゃなくて、まず自分が変われるかどうか?
そんなお話をさせていただきました。
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「産後クライシス」「産後うつ」「ワンオペ育児」などなど・・・今の子育て環境を象徴するようなキーワードが多いし、社会問題にもなっているけれど。
ちょうどこの妊娠・出産・育児期に、ママやパパに関われる助産師としてできることってたくさんあると思います。
家族の始まり、子育てのスタートがより幸せであってほしい!笑顔がいっぱいであってほしい!
参加されていたパパやママ、子どもたちの笑顔を見て強く思いました。
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そして今回、キャストのうち、私を含む3人が「陽子」さん、主催されている方の奥様も「陽子」さんという「陽子さん」だらけなメンバー!笑 楽しかったです!

そして、今回キャストとして参加させていただき、貴重な経験をさせていただいたことに心から感謝いたします♡
ありがとうございました!

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じょさんし向上委員会 season1
谷口陽子のチャレンジ&学びをここに公開☆
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